おしおきへの想い

□子供返り
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私は今、考えると子供らしい子供時代を送ってない。
いつも親の前ではいい子でいて優等生で真面目ちゃん
真面目なキャラが周りの大人の目をかいくぐらせた。
悪さしてもそれほど叱られない。そんな子供だった。
叱られそうになっても少し言い訳して嘘つけば通った。
遅刻しても「体調が悪くて…」と言えば先生は
普段真面目な私の言葉を鵜呑みにしてくれた。
だけど心は凄く悲鳴をあげてた。
いつも本当の私を見つけてって叫んでた。
それでも真面目ちゃんキャラは根強かった。

ユニちゃんには心の叫びが聞こえたみたい。不思議。
どれだけ意地を張っても嘘をついても通用しない。
心の奥底で悲鳴をあげている私を上手に見つける。
そして、お説教してくれてオシオキしてくれる。
本当の私を引っ張りだしてくれる。

社会生活はしっかりこなす私。
しっかり者で気丈な私。
だけどふと一人になれば少女のように泣きたい。
そう心の中の私が叫ぶ。
小さい頃から大人だねって言われてて
周りの大人も認めるくらいしっかり生きてきた。

子供ように叱られて泣いて甘えたかった。
きっとそれは実現しないだろうと思ってた。

ユニちゃんに出会って私は子供に戻る時間を手に入れた。
ユニちゃんがその時間を作ってくれた。
子供でいいんだよって言ってくれた。
そんな子供に返る私が可愛くて好きだって言ってくれた。

ユニちゃんの前では本当に子供の私。
でもこれが本当の私の姿だと気付かせくれたのは
ユニちゃん。
ユニちゃん、ありがとう。

これからも子供でどうしようもない私を
叱って甘えさせてね?

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