三国書簡・其二

□正義之闘志 馬孟起
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趙馬で、戦隊もの?なネタです。許せる方のみ、どうぞ!!



馬超「燃えよ正義の熱き炎!馬孟起、参る!」

馬岱「こんにちは、戦う正義の戦士とその愉快なサポートキャラクター、馬岱です」

馬超「何故サポートキャラクターなのに姿がいつものままなんだ…(-_-;)兼続殿はちゃんと変身していたぞ」

馬岱「予算の関係です。それにこのままの姿の方が違和感も少ないと思いまして」

馬超「妥協をしろという事か」

馬岱「そうです」

???「すみませ―んそろそろ出てもいいですか―」

『悪の魔王が現れた!』

馬超「出たな、世界征服を企む悪の魔王め、覚悟し…って何故お前がここに居る( ̄□ ̄;)!!!!!!」

趙雲「こんにちは魔王です」

馬超「嘘をつけこの長坂の英雄!」

馬岱「それ罵り言葉じゃない気がしますが…」

趙雲「くじ引きで役を頂きました。魔王趙雲、趣味は子守です」

馬超「魔王っぽくなくなるから余計な設定は止めろ―!」

趙雲「可愛い正義のお嫁さんを探しているので今日は伺いましたv」

馬超「うっ、変な寒気が体に…」

馬岱「そもそも…蜀陣営内で正義ものをやろうとするのが無理があった気がしますね。いいひとばかりですし」

馬超「罪無き民に手出しはさせん!我が刃を受けよ」

趙雲「そこの正義の戦士殿。民に手出しはしない代わりに、お嫁さんになって頂けませんか」

馬超「は?!ふざけるな、そんな事などできるか信じられるか!」

馬岱「あ―…、新しい展開ですね。若が1日我慢すれば、それだけ平和は保たれるみたいですよ」

趙雲「約束します(誠実な笑み)」

馬超「断る!そんな戦隊ものがあるか!!そんな事になったら、後の展開が放送できないだろう!」

馬岱「放送枠を深夜にすれば無問題です」

馬超「問題大有りだ( ̄□ ̄;)!!!!!!そんな展開、たとえ民が許しても俺が許さん!魔王よ、我が刃の錆となれ!」

ピピッポーン。

馬超「何の音だ?」

馬岱「若、急いで下さい。変身が解けてしまいます」

馬超「何だと?!」

馬岱「そもそも、いきなり魔王に挑むのがちょっと早すぎたというべきでしょうか」

馬超「せ、正義は勝つのだ!」

―残念、時間切れ―
馬超「言ってるそばから変身が解けた―( ̄□ ̄;)!!!!!!」

趙雲「おかわいそうに馬超殿、そんな怪我では戦えないでしょう。傷を見せて下さい」

馬超「触るな貴様、何のつもりだ!」

趙雲「わかって下さい…強く悪い魔王にも、人の心はあるのです」

馬超「…は」

趙雲「傷が癒えたらばまた会いましょう。それではまた」

魔王の塗ってくれたマ〇ロンが身に染みる―彼の愛を受け止めるその日まで、戦え正義の戦士!
(ナレーション:馬岱)

馬超「おい趣旨が最初と違っているぞ( ̄□ ̄;)!!!!!!」

魔王との禁断の恋のフラグが立ちました。趙雲、恐ろしく魔王役が似合っていない気がする…
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