04/06の日記
22:43
シンアス小話の小話
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「アスラン」
高いような、年相応のような。
なのにひどく艶めいた声音が鼓膜をくすぐる。
「ん、んっ……」
そんな声で呼ぶな。
そんな近くで囁くな。
耳元に注がれる自分の名前がくすぐったくて堪らない。
その響きに呼応して、勝手に震える腰元に、俺はただどうしようもなくみじろいだ。
「アンタはオレのものだ」
強く。
強く確かな言葉で、シンが堂々と宣言する。
普段は表に出す気はないが、こんなときなら隠さずにいられた。
俺は涙の滲む視界で必死にその瞳を見上げる。
「シン……」
二人きりでベッドの上。
シーツの波に自分の肢体が泳いでいる。
当たり前のように組み敷く力は強引に近く、放つ言葉は傲慢に近い。
だが、俺はそれが堪らなく嬉しかった。
待ち望んでいたと言ってもいい。
片思いだった想い人が自分のすべてを奪い尽くすことに、身体の細胞すべてが喜びに震えていた。
シンの手が、俺のすべてに触れていく。
シンの唇が、俺の中まで入り込む。
シンの熱が、俺の心に刻み込む。
なにもかもがシンのものへとなることに、俺は至上の幸福を味わっていた。
「――――」
目が覚めても、1分はゆうに錯乱していた。
辺りを見渡しても、見慣れた自分の部屋でそこにシンはいない。
ただ、ひとり熱の高ぶった自分の身体が転がっているだけだった。
「……ッ」
次第に理解する自分の欲に塗れた夢の意味することに、俺はひたすらいたたまれない気持ちで毛布に潜り込んだ。
欲求不満に自家発熱した一点をどうすることもできない俺は、ただ熱が収まることをじっと待つばかりだった。
たぶん恋人未満のあとのアスランです。
思いつくままの走り書き。
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18:19
昨日は散々(※汚い話です) そしてギアス
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昨日ははじめて映画の途中で席を立ちました。
映像がどうとかたぶんまったく関係ないです。
ただたんに体調不良。
吐き気がヤバくてね…でも吐けなくて戻った。
ちなみに映画はあらすじで終わったような感じでした。
最近、こんなんばっかだ。
あ、で。
結局はしんどくて家で吐いたのでした。
小学生以来吐いたことなかったので変な感じ。
でも母は私の体調より排水口の詰まりを心配してた。
…所詮そんなもんだ。
そんなこんなで今日は昼過ぎまで寝てました。
ダラダラです。
でもギアスは忘れない。
しっかり見ました。友達とメールしながら。
……感想は……。
以下ネタバレです。
が。
わからんです。
わからんことばかりです。
そういうとこも含めて、ギアス1話をトレースしたんだねって感じ。
また始まるんだな、というか…あんだけ広げたのにまた謎増やしてここからか、みたいな。
スザクは相変わらずあんなだし。
ロイドさんたちがいなくて痛々しい。
メガネっ子いないしヴィオレッタもマジなのか監視役なのかわかんないし藤堂たち捕まってるし。
…つかなんであんなお互いがしゃべれるようなとこに一年も捕まえておいてる?
それともつかまったばっかり??
じゃなきゃ殺すなりなんなりしないのか。
私的好きキャラ(ロイド・ナナリーとスザクを大事にしてたルルーシュ・プッツンする前のスザク)がことごとくいないのでガッカリです。
特にスザクは絶望的…。
や、なんか新キャラの金髪とは仲良さげだったけどさ。
期待はしちゃいけないと身構えてます。
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