小説。

□しゅら
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しゅら


1 インド神話で、不思議な力を備えていた神々の称。のちに、悪神とされて、
常にインドラ神と争う悪魔・鬼神とされた。仏教では、仏法を守護する天竜八部衆の一。修羅。


2 六道の一。阿修羅の住む、争いや怒りの絶えない世界。また、そういう生存のあり方。修羅道。修羅界。




【ルイス・ハルマージ】

(1号)



現世の罪により、

修羅道へ 転生させよ(記憶は残すが、外面には出させぬ様にしたのか?)  ▼


【ジュリ・マルカス】

(二号)

現世の罪は薄いが、一号との繋がりの為、


修羅道にて、 一号と共に生きさせよ (一号の抑制の為か?) ▼


【修羅道での 名は、 ・・・とある王国の 死神の従者の名、 チティ パティとせよ】




前書き



言い訳させてください。



修羅ってタイトルつけたかったんです。


心は宮沢賢治。(無い無い


めもめも

チティ=ルイス(ry


無知を装っているが、

心は暗く、黒い。(パティのことは本当に好き


忘れっぽい。自分が双子で、チティだっていう自覚はほとんど無いに等しい。


忘れっぽくなる記憶は、今世での記憶限定。


前世でのこととかパティとのことはしっかり覚えてる。




パティ=ジュリ(ry


ルイスとの関わりがあったから っていう理由でルイスとセットに。

なんてカワイソウな・・・・。


チティのことは面倒みなきゃなぁと思っている。

基本的には優しいが、心に暗い部分を持ってるのは同じ。


忘れっぽくない。チティのメモ帳という隠れあだ名が・・・略してメモちー。(和田の頭は
ニックネーム倉庫。

お師匠様って言い方、なんかウケるね。


拝啓 

リリス・ケティ様


こんにちは。


お元気ですか?

お母様?いえ、お師匠様。


お師匠様は、お元気だと思います。

はじめから聞かなきゃよかったです。貴方は、いつも元気です。


嘘なんかじゃありません。僕は、ちゃんと知っています。

さて、チティの事です。いえ、この手紙では、きちんと、彼女の、正しい名前で呼ぼうと思います。

ルイスは、前より、明るくなりました。

それと同時に、少し、物覚えが悪くなりました。

彼女は、明るくなろうと、暗い自分を少しずつ捨てていくのと共に、

他の記憶も ぽイぽイ捨てているのだと思います。悲しい子です。


きっと、器用では無いのです。 ルイスだった頃の彼女も、表面上は無知で可愛らしい子でしたが、

実は、色んなことを覚え、聡明な子でした。貴方は、そのあたりは知らないと思います。

しかし彼女は、爆弾でもあるのだと思います。そのあたりは、貴方もご存知かと思います。

その爆弾ゆえに、彼女は、修羅の道へと落とされたのですから。

・・・つまり、僕は、彼女のストッパーなのですよね?


隠しても無駄です。僕は、分かっています。

何故なら、僕は、ジュリだった頃の僕も、やましい事など何もしていないからです。

その点、彼女は、とても酷い人生だったと思います。貴方も、ご存知でしょう?


あぁ、話がずれてしまいました。

僕は、彼女を愛しています。


他の誰が、彼女を嫌おうと、僕は、愛してます。


穢れた彼女が好きな僕も、きっと穢れているのでしょうね。


あぁ、さっきの言葉が、嘘になってしまいます。


パティの僕は、とても穢れています。


親愛なるお師匠様。


僕は、貴方を、憎んでは、いません。


・・・だって、彼女を愛し、彼女に愛され、彼女を独り占めできる権利は、僕のものなのですから・・・。



 敬具


PS 僕は、どす黒い、血なまぐさい、赤が好きです。
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