02/15の日記

20:12
バレンタイン結果発表
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毎年のよーにバレンタインネタ書いてますが今年も懲りずに書きます。
男が男にチョコなんて甘々な話はここにはありませんよ!
タイトル通りです。とーると周太の結果発表。
女の子の名前がいっぱい出てきますが今まで出てきた子もいればそうでない子もいます。



樋坂くん

「とおるって結局何個貰ったの?どうせ結構貰ってるんでしょ?俺の亮がモテないはずないもんね」
「誰が誰のだって?」
「亮は俺のですよ!そこらの女の子には渡しませんよ!!」
「お前だっていろいろと貰ってるくせに……」
「俺はいいから」
「……あっそ」
「で、誰に貰ったの」
「西田さんと八島さんと相原と雅」
「えっ」

「えっ待って西田さんって西田由香里ちゃん?あの可愛い子?」
「そうそう西田由香里」
「えっ……ていうか八島さんてあの図書委員の?一年の?」
「……まあ」
「ていうかなんで雅と相原さん?!」
「二人からって渡された」
「雅……俺にはくれないのに……」
「お前にやる義理がねえんだろ」
「ひどいな」

「ていうかぁ……西田さんって亮のこと好きなのぉ?」
「いや普通に義理だろ。周太にも渡してたし……クラス一緒で同じとこ受験する仲間だからっつって」
「そうなんだ……」
「うん」
「……でも八島さんはさあ……」
「……」
「……本命でしょ……」
「……いやいや」
「絶対そうだよあの子まだ亮のこと好きだよ!」
「受験がんばってくださいとしか言われてない」
「言ってないだけだよそんなの!汲み取りなよ!」
「汲み取るべきではないだろ」
「やだあああ八島さんみたいな可愛い子に迫られたら亮なんてイチコロだよおおお」
「お前俺をなんだと思ってんだ」
「だって八島さんかわいいじゃん!ああいう子好みでしょ亮!」
「八島さんはそういう対象じゃねえ」
「嘘だー!」
「うるせえ!」

あと繋ちゃんタマさん合作のを貰って計四個です。もらいすぎ。
亮は後輩からモテそうですね。件の後輩はいつか書きたいなと思いますが少女マンガなのに惚れた相手はホモという恐ろしいオチの決まりきった話になっちゃうのでちょっと迷ってます。

優希は生徒会の女子や友人たちからまあまあ貰って、数は亮より多いと思います。本命は無いです。言い切りますが無いです。




宮川くん
去年のつづきぐらいだと思って読んでください

「……まあ。俺も各方面からちょいちょい頂いたわけだが、お前も貰ってんだろ」
「……はい」
「出せ」
(持ち物検査のようだ……)

「これは?」
「部活の後輩がくれた。三年みんなに配ってたみたいだよ」
「えらいなー。じゃあこれは?」
「柚花。今ちょうど彼氏いなくて、やけくそで友チョコ大量生産してた。それでいっこくれた」
「へー。……これは?」
「それ西田さんから。前会ったけど覚えてる?」
「あーあの子な。つか何で二個あんの?」
「あのね、いっこ美緒に渡してって」
「は?なんで?」
「西田さんととーると俺さ、クラス一緒でおんなじとこ受験するからさ、三人とも合格するようにがんばろうねーって」
「あーいい子だな……で、何で俺にまで」
「『お相手がいるのに渡すのは失礼かなって思うんだけど、でも宮川くんにもあげたいなあって思ったから、いっそ美緒さんの分まで作ればいいのではないかと思った』だそうです」
「そうか……まあわざわざ……」
「あと『美緒さんかっこいい』って言ってたよ」
「それは……どうも。お礼言っといてくれ」
「……西田さんけっこう美緒のこと好きだよ」
「好かれてどーすんだよ……」
「また会いたいって」
「ヘンな子だな……俺のシュミ知ってんだよな?」
「アイドルとか芸能人に言う感覚だと思うよ……」
「あーそう……」

※西田さんは周太と亮の友人で周太とケーキ屋さん行ってキャッキャする仲で美緒と周太の関係を知っている唯一の女子ですがその話を公開していません。さらに言えば奈々ちゃんとも面識あり。

「つーかお前、何個貰ってんだよ。まだあんのかよ」
「ほとんど友チョコだよ」
「……ほとんどってことは」
「あ、いやそうじゃなくて」
「これとかすげえ頑張ってる感あるんだけど」
「それは……」
「誰に貰ったんだ?なんて言ってた?」
「……佐保理ちゃんが……返事なくていいから受け取ってって……」
「誰だよサオリちゃんって」
「一年のときおんなじクラスで……二、三年ではクラス違ったけどまあまあ仲良くて……友達の彼女だったんだけどこの前別れちゃったからけっこう慰めたりしてて……」
「ほう……」
「いや俺ね、けっこう彼女いる、っていうか美緒いるって周りに言ってるからさ、いや彼とか彼女とかそういうふうには言ってないけど相手いるって言ってるんだよ、言ってるけどなんかわかってるけどそれでもいいから最後だしってなんか」
「優しい男はモテるんですねえ」
「……ごめんなさい……」
「べっつにぃ、貰ったってちゃんと断ればいいんじゃねえのー?まあ惚れさせるよーなことすんなって言うべきかもしんないけどー、友達は大事ですよねー」
「そうです友達です……」
「そのサオリちゃんと二人でデートしたりしたわけですかお前は」
「……」
「明らかにお前に好意持ってる子と?二人で?」
「そのときはそんな風に思われてると思ってなかったんだよ……」
「いつから好きだったとか言ってたか?」
「……結構前……二人で遊んだりする前って言われた……」
「……」
「……ごめんなさい……」
「つーか受験期に何してんだって話だよな女子たちは」
「息抜きなんじゃないかな……」
「まあそうだろうな」

「でも奈々さんが俺にもくれるとは思わなかった」
「やさしーよな奈々ちゃん」
「まじで感動した……この、俺のために作ってくれた感あふれるかんじ……」
「奈々ちゃんは俺のだぞ」
「何を言ってるんですか」

周太はほんと女友達からいっぱいもらってそうですね。モテる男子の実態はよくわかんないから数字が言えない。
本命は一つか二つでしょう。美緒がーって公言してるからこいつは。つーかそれでも本命もらえんのかこええ。
美緒はほんとにちょっともらっただけだよ。大学生なんてそんなもんだよ。

「そういや去年は大学の講座でチョコフォンデュとかやったわ」
「なにそれ?!」
「女子が主催でー男の参加資格は独り身っていう」
「なにそれ……」

大学生ってそんなもんです。

いつだかのバレンタインネタで周太「受験期だから学校行かないもん。関係ないもん」とか言っていましたがよく考えたら講習とかあるやんと思ってこうなりました。松元は思慮が足りない。
カテゴリ: 小ネタ

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