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□バブ
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案外にこんな刺激は駄目なんだなと上の空に考える。
普段人を蹴ったり殴ったり蹴り飛ばしたりして血まみれになってるから液体の感触は平気なんだろうと思っていたけど、どうやら自分の出したモノでこういう刺激となると別だったらしい。


可愛がり方


足元に座りこみ、ぬちぬちと俺のを両手で掻きながらも口はつけようとしない神崎くんの耳と口元を繋ぐチェーンをぐっとひく。

「うぐっ」
「ねぇ神崎くん、早く濡らさないとさっき神崎くんが出したの乾いちゃうよ。それに俺の全然反応してないしぃ」

そう言いながら口元に血の滲む神崎くんを見下ろせば目を反らされて、もっと下を見たらさっき出したのにまた汁っぽくなり始めてるナニが目に入った。
俺のに奉仕しなくて何一人で興奮てゆーの?そんなんしてんのって思い、足で踏み付ける。

「あ゙っ!」
「何で出したばっかりなのにこんなに元気なのかなぁ神崎くんのボクは」
「ひぃ…やめ、足」
「てかまたここのカリの先の、穴からいっやらしぃ汁が出てきて俺の足を濡らしてんだけど、気のせいじゃないよね」

付け根からカリの先までを足の底で満遍なく踏み付けて、つま先でなぞって先をぐりぐりと押せば堪えられないとばかりに首から上を赤く染め上げ汗を浮かべながら首を横に振る。
カリへの刺激を俺の大腿部分のスエットをわし掴みながら、ふーふー犬みたいに耐える様子に神崎くんのマゾさを感じずにいられない。

「ぃっ夏目、テメぇ…ホントに足退けろや!」
「ふふ、ぬちゃぬちゃいってるよ。足で踏まれても感じるんだね」

変態、といえばくしゃくしゃな泣きそうな顔でキッと俺を見上げる。それにゾクリと背筋が戦慄くのがわかった。

「なんで、フぅ、なんでこんなっ、ことすんだ」
「なんでってこれまでと同じセックスだよ。只少し俺が満足してこなかっただけで」
「…!」

含ませた言い方をすれば酷く驚いた、傷ついた顔をした。そしてハッと目を大きくして体を動かそうとしたので足趾に力を入れる。

「あ゙ぁ゙っ!」
「逃げれないってわかってるでしょうも」

背中を丸くし痛みに悶える神崎くんの頬を優しくなぞれば、今まで神崎くんを甘やかしてきた俺を見たのか、少し期待した目をむける。

「夏目…もうや」「神崎くん、いい加減チンコ舐めてくんないかなぁ。チンコが嫌ならさ、神崎くんので汚れたから足でもいいんだけど。どっちがいい?」

ぬるりと足でなぞりながら見つめれば、開かれた目に浮かぶ恐怖と涙の膜の奥に隠しきれない欲が浮かぶ。

「ね、どっちにするの?」

迫れば目を反らされるが墜ちるのは時間の問題だろう。
現にスエットを握っていた手は少しずつ開かれ、息は荒く興奮していることがわかる。それに神崎くんは我慢弱いから気持ちいいことに負けるのは普段から早い。

にこにこと笑いながら、俺の手に入る瞬間を待つことにしよう。
今迄以上、たんと可愛がってあげる。

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