オリジナル

□あの子の項に噛み付きたい。
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最近やたらと喉が渇く。満月の時とか特に。
親友のうなじを見ると美味しそうと思う自分がいて驚いた。
まぁ、元々好きだから余計意識ちゃうし、一定の距離明けて話してたら具合悪いと思われておでことおでこをくっつけられて理性がはち切れそうになったしな。
本能のまま動いてたらきっと・・・・だぁー!!考えたくねー!!

あの時理性を総動員してほっぺにちゅうだけで我慢できた俺を誉めたいくらいだぜ。

「//////」

「//////」

二人の間に沈黙が流れ。

「ほ、ほら、遅刻すんぞ」

耀介は鞄を持ち奏太の手を掴むとずんずんと歩き出した。
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