オリジナル
□ハチミツ
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あなたの血はハチミツのように甘くて、
私の渇いた心を潤してくれる。
私の気持ちを知っているのにあなたは知らないフリするなんて、
とんだ小悪魔ちゃんだ。
あぁ、
私は君しか愛せないと言うのに!!
他の子を愛せと言うなんて!!
私を困らせないでおくれ。
焦らして楽しんでいるのだろ?
君の妖艶な笑みに私は捕らわれる。
そして私に抱き付き愛の言葉を囁く。
「わたしはあなただけ」
上目遣いに私を見ると甘い唇が私の唇に触れる。
あぁ、この瞬間を待っていたのだ。
君の身体はどこも甘くてついつい加減を忘れてしまうよ。
君の中は温かくて一緒に溶けてしまえたらと何度思ったか。