jam

□あとがき
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【想】




こんなところにまで目を通して下さることを光栄に思います。
長いような短いような、書き手としても不思議な感覚で終始したこのお話もこれにてひとまず完結となりました。

前作以上に行き当たりばったり、それこそタイトル使いたかっただけな感じで始まったこの連載ですが、思った以上にご好評頂きとてもありがたい作品となりました。
書きながらもう何がしたいんだろこいつらと泣きたくもなったんですが、「不思議な感じが面白い」というような温かいコメントの数々に支えられながら何とかここまで漕ぎつけることが出来ました。
これも偏に御読み下さった皆様のお陰です。月並みではありますが本当にありがとうございました。


連載期間:4月10日〜6月末日(予定)
拍手総数:集計中


テーマと言うほどではありませんが、この話を書くに当たって常に年頭には“居場所”とか“存在するということ”というようなことを念頭において参りました。
何となく作品を通してからは“生きるとは”みたいなものも感じられるかもしれませんが、それこそ人間が生きる上で最大の命題と思っていますので、それはまたいつか、私がもっと成長してから別のお話でテーマに出来たらなあと思います。

いつもとは少し違うタッチで話を進めようとしたんですが、これがまた難しい難しい。
こんなに哲学的(とも言えませんが)な展開になるなんて思いもしませんでした。
お陰で毎回目が回りそうでした。やっぱり何事も計画性は必要ですね(そうですね

ともあれこのお話を読んで、日常を生きるということの素晴らしさとか、すぐそこに誰かがいることの有難さみたいなのを感じて頂けたなら本望です。
そこまで明確に行かずとも、お客様の心に少しでも何か残せる物語であれたらいいなあと思います。

長々とこんな拙いお話にお付き合い頂き本当に感謝感謝でございます。
余裕があれば後日談でも…と思うのですが、そういや前作もそんなこと言って何もやってない…!


…こんな未熟な作者及び作品ではありますが、ご意見ご感想など頂ければ幸いでございます。

それでは、読破下さった皆様に最大級の感謝を。
沢山の愛を本当に本当にありがとう、





2008/6/23
明神早兎 拝






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