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□創世記;零
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-第零章-


『創世記;零』ご読了お疲れ様でした。ささ、肩の凝るおはなしは終わりましたので、こちらでお茶でもいかがですか。

このおはなしは思い返すだに難産な作品でありました。何より連載期間がおよそ半年というおぞましさ。たったの10話なのにどんだけ時間かけとんじゃああと今更悶絶しております…(下手したら一月とか開くこともありましたしね…)
聖書、精神的ハンデ、人の死と何かと重たいテーマを内包しつつ見切り発車で始まったのですが、今回何とかこうして一段落することが出来てほっとしております。これも偏に応援下さった閲覧者の皆様のおかげでございます。

このおはなしをおもいついたのはもう2年ほど前、ほぼサイトが始まった頃のことだったのですが、そのテーマの深刻性によりずっと先延ばしにしておりました。大した知識もないのに扱っていいものなんだろうかと…で、実際のところは注意書きを設けてみたりと大した配慮は出来なかったのですが、内容に関しましては現在の私の持てる力全てで書き切ったつもりです。…のでどうかご容赦頂けたらなあと…(ごにょごにょ

しかし終わってみれば何やら当初思い描いていたものとはやや違うラストだったり、土方さんの話なのに沖田くんや銀八先生が出張っていたり… ドSコンビのフットワークの軽さを痛感させられる作品となりました。というか副長超動かし辛い。普通に連載されてる方々は本当に凄いと思います…脱帽
土方さんだとどうしても学生にしたくなるんですが、それが間違いだったのか…同時進行している真選組シリーズも暗雲立ち込めてきそうでおっかないです…

とまあ何やらグダグダ長ったらしく語ってしまいましたが、『創世記;零』を書き上げて得たものは沢山あったと思います。今回も私らしさ炸裂と言いますか、「常人には理解できない感」満載なおはなしとなってしまったのですが、お読み下さった皆様の中に何かしら響くものがあればこれ幸いと思っております。
長々とした連載期間に何やらアレなラストでしたが、このおはなしもう少しだけ続く予定になっております。後日談といえば一番しっくりくるでしょうか?取りあえず蛇足なおはなしをあと一話ほど書けたらいいなあと。

ともあれこうして日の目を見、また完結することが出来るとはぶっちゃけ思っておりませんでした。皆様から温かいコメントを頂けたこと、本当に本当に嬉しく思います!
どうかまた次回の拍手連載もよろしくして頂けたらなと、これにて揉み手で後退り。


20100120 早兎


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