Novel

□甘い紅茶
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僕はにっこりと微笑んだ。「…内人君。鼻の下についているよ。」
…創也が溜め息をつき言った。
「え??何処??」

「…此処だよ」

「分かんないよ」

「…じゃあ、取ってあげよう」

と創也が言ったその時。創也と僕の唇が重なった。

吃驚として何も出来ない僕に創也が

「クリスマスプレゼントだよ、内人君。有り難く受け取りたまえ」
と言った。僕は赤面してしまった。

「…君は僕の大切な人だからね」
とにっこりと微笑み言う創也の顔がとても幸せそうに見えた。
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