頂いた素敵過ぎる夢達
□クリスマスリク骸SS
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「離れろなっぽー!!」
「嫌です。今日はクリスマスですよ?」
「それがどうした!!頭は万年夏気分の癖にぃぃ!!」
『なんちゃってサンタの贈り物☆』
「ですが、貴女は僕の質問に答えたじゃないですか?」
━━‥一週間前‥━━
「クリスマスプレゼントは何がいいですか?」
「別に何でもいい。骸の決めたやつなら…。」
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うん、確かにそう言った。
でも…
「クリスマスプレゼントが喋る南国果実なんて嫌ぁぁぁ!!」
「失礼なっ!!骸ですよ、貴女の彼氏ですよ!?もっと喜んでもいいじゃないですか!!」
「黙れ変態なっぽー!!!」
ドゴォッと骸に蹴りを入れる
「クハァっん///」
顔を赤らめる骸。
正 直 キ モ い !!
「黙れぇ!!」
「おやおや、そんな野蛮じゃ、彼氏が出来ませんよ?まぁ、僕がいれば十分でしょうがね」
どんだけナルシストなんだ?!
分かれよ、私が骸のこと嫌ってるって!!
「嫌よ嫌よも好きの内、この言葉、貴女にお似合いですよ。いや、ツンデレも…。」
…私も負けじと言う。
「骸には変態って言葉が一番似合う。もうそれ以外に似合う言葉はない。いや、南国果実も…。」
「…で、貴女は僕に何かプレゼントを用意して下さったんですか?」
…えへ。
と笑ってみると、ハァとため息をつかれた。
「ならば…
貴女の全てを僕に下さい。」
その目は、マジだった。
「…な、何言ってんの…?」
「…クリスマスプレゼントなんですから、少しくらい贅沢してもいいでしょう?」
いやいやいや、『少しくらい』じゃ済ませれないっしょ?!
「…逃げていいすか?」
「…逃げられるものなら。」
伸びてくる骸の手。
絡められる私のカラダ。
「逃げさせる気なんて、僕にはありませんよ?」
聖なる夜。
変態と共に過ごすのは…
…罪、デスカ?