**詩**

□愛色
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いつのまにか時は流れ
幼馴染もすっかり見違えた
道の真ん中で置いてきぼり
いつからか時間は止まったまま
街は色鮮やかなイルミネーション
歩き慣れた場所ですら
もはや別世界のよう
溢れるほど人はいるのに
どうして愛はみつからないの??
見落として気付かないだけ??
出会いがないからと
言い訳ばかり作ってしまう
誰にでも公平にチャンスはあるはずなのに
こんなに不公平に思えるのはどうしてだろう

愛なんて知りたくない
愛を知ったら悲しくなるから
私を淋しくさせる
私を1人でいられなくする

街はすっかり雪景色
銀色に彩られ目に映る世界は
せつないほどに美しくて
忘れてた全ての気持ちが甦る
白いキャンパスに垂らした黒い絵の具のように
隠してた醜い感情まであらわになる
君は誰にでもやさしいから
私にくれるやさしさもみんなと同じもの??
ありきたりな優しさならイラナイ
勘違いだと気付いたとき悲しくなるから
特別なものをくれないなら
消えない傷を残してよ
何かで繋がってないと不安なの
たとえそれが人に言えないものだとしても

君を知らずにいるべきだった
私の心も君次第になるから
不毛な恋だと笑わないで
どこかでわかってる分余計悲しくなるから

手の届かないものを欲しがってしまったの??
安易な考えなら諦めるべきなの??
耳元で誰かが囁いてる
もしかして自分自身なの??

2つのことを天秤に乗っけるなら
どちらを選ぶべきなの??
2つとも欲しがってはいけないの??
ねぇ だれか教えて

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