**詩**
□そら
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こんなにも汚れた世界で
空はなぜ青くて広いのだろう
見ていて吸い込まれそうで
届きそうで届かない
空だって感情がある
朝陽（あさひ）は今日も1日が始まると
うきうきして顔を出す
どんどん空が明るくなって
とうとう真っ青になる
太陽が真上に昇ったなら
元気いっぱいで何でも出来そうな気がする
夕陽（ゆうひ）が地平線に沈む時
とても寂しそう
まるで大好きな友達と遊び終わって帰る時のよう
どんどん空が暗くなって
とうとう真っ黒になる
空が悪いわけじゃないけれど
夜になると不気味で怖い
だけど怖いことだけじゃない
空を見上げれば星空がやさしく迎えてくれる
月だって毎日顔色を変えて私を見守ってくれる
だけど空だっていつも笑顔なわけじゃない
悲しくて苦しくて泣いてしまう時だってある
それでもいつまでも泣き続けることはない
いつのまにかいつもみたいな笑顔になる
こんなにも空が好きなこと君には秘密にしておくね
だけど空よりも君が好き
君は空よりもきれいな笑顔で
たまに雨よりも悲しい顔をする
君も私も空みたいにきれいじゃないし強くもない
でも強がることはない
ありのままの君が好きだから
空も君も私の憧れ
何かに憧れてる今の私
空や君みたいにキラキラしてるかな