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□私のアレルヤ
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Allelujah×Sumeragi



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冗談ではない。
これは全て私にとっての真実。


最近、本当に`あそこ´が疼くのだ。


それも急性のものではない。
20代のはじめから悩まされてきたから、恐らく慢性の症状であろう。

ある日痛みに耐えきれなくなり、私ひとりで地上に降りて、それを解消するための電気器具を購入してみたことがある。
趣味の悪いデザインが施され、お世辞にも可愛いとは言えない。
しかも、それ使っても全く効果が得られないというポンコツぶり。

もしかしたら機械に頼る自分が悪いのかもしれないと思い、服を脱いで自分でマッサージを試してみた。
しかしネットドクターに言われた通りやってみたのに、全然ヨくならなかった。

快楽も何もあったもんじゃない。


高い金を無駄にし、私自身の貯金はまるで砂の城を崩すように減っていくばかり。
CBは資本主義組織でないため、無駄遣いは時に命取りとなる。

…そして何より、金欠のせいで愛しい愛しいブランデーと離れ離れになってしまうかもしれないということが、ここ一番の悩みの種であった。




*



「スメラギさんー、だからってなんで僕なんですか?」

「いいから黙ってやりなさい。これはある意味ミッションより重要よ」

「…………」


金もない、効果もない、とくれば、あと思いつくのはただ一つ。
そう、身近な人間で欲を満たすしかない。

それも年下の、絶対私に逆らえないような男に。


アレルヤ・ハプティズム。


驚くほど純粋で、単純で、従順な、私のお気に入りの部下。

ミッション終了後、パイロットスーツから私服に着替えて非常に疲れた顔をしているところを、私は無理やり自室に連れ込み、彼を強制的に従わせている。


「んー、アレルヤ、もっと上かしら」

「スメラギさん、やっぱり恥ずかしいですよ…」

「大丈夫よ、部屋に入るとこは誰にも見られてないから」

「でも、僕…」

「なに、アレルヤ。愛しい女性がこんなに苦しんでいるのに、あなたは傍観しているだけで助けてくれないの」

「……それは…」


アレルヤは顔を赤らめて下を向く。
本当に単純な男って扱いやすい。

世の中の男がみんなこうだったら、どんなに女は生きやすいことか。

私に惚れ込んだことにつけて、私は彼を徹底的に弄りまくる。




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