ロク刹 シリーズ連載

□Because of you. -後編 ◆
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「…刹那…お前、ばか、やめろって……」


「……………ん…」


刹那は壁に背をもたれて腰を下ろしているロックオンの下半身部分にしゃがみこみ、彼の秘部に顔を近づける。パイロット・スーツの下のファスナーをジジッと下ろし、それを探り当てた。
刹那は彼の性器を引き出すと、少したち上がりかけたものの先端に軽く口付ける。そのあと何度も何度も根元まで唇を押し当てる。

しばらくそうした後、今度は亀頭から付け根にかけて、ねっとりと舌を這わせる。時には緩やかに、時にはちろちろと舌の先を尖らせて焦らすように。
刹那は左手でロックオンの右足を抑え、右手で彼の性器を支えながら、顔の角度を変えて性器全体を舐めあげていく。右手で性器を擦り、大きく口を開けて先端にしゃぶりつく。
唾液と先走りが混じり合って、嫌らしい音を立てていた。


「ぅ……………」

ロックオンは小さく呻き、刹那の髪の毛をくしゃりと掴む。
もっと彼の声を聞きたくて、更に刹那はそれに集中した。

「………ん、ぁ…」

ぴちゃぴちゃイヤらしい音がする。
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