TENNIS2

□変態犬にご注意を
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※変態長太郎&暴言ヒロインに注意



「……。」

「あ、先輩!ご機嫌いかがか…」

「お前が私の視界に入った時点で最悪だよ!」

「いやだなぁ、照れ隠しですか?」

「死ね変態」

「可愛い先輩が死ねなんて言葉使っちゃダメですよ★」

「じゃあ死んで下さい変態さん。」

「敬語にすれば良いってものじゃないです。」



「……。」



「無視はしないで下さい無視は。」


「…だいたいアンタ何持ってんのそれ。鞄から出てるヤツ。」

「え?あぁ、これですか?下着です。」


「ふーん。私がその下着に見覚えがあるのはどうしてかな?」


「だってこれ先輩のですし。」


「…いつどこから持って来やがった貴様。」

「えーっと、昨日先輩のお家にお邪魔した際に。箪笥から。」



「よっしゃ歯ァ食いしばれ変態犬。」


「え、ちょっ、落ち着いて下さ…あ、痛っ!!愛が痛いッ!!!」



「ちーっす…ってなにやってんだお前ら。」

「宍戸!気持ち悪い!長太郎が気持ち悪い!!」

「いつもの事だろ。」





変態犬にご注意を


(怒った先輩も可愛いですハァハァ)(足にまとわりつくなあぁぁ!!)(…お前ら元気だな…)




―END―




12/13.銀七

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