あなたが好きだから
□When I am in love with you
2ページ/3ページ
その様子に腹が立ち睨んだが
二人は一向に止める気配がない。
イライラは募るばかり。
そんな時
プツッ
何かが切れるような
そんな音がした気がした。
気付いたら二人のうち一人につかみかかっていた。
「ジロジロ見てんじゃねぇよ!!
文句あんなら直接本人に言うてみぃやボケ!!!!!」
気がついたら自然に出てきた下品な言葉。
自分が自分じゃないみたいだった。
言われた本人は何も言わなかった。
けど、もう一人の子が、
「ゴメン。」
小さくそう言った。
私は感情が高ぶると涙が出てくる。
騒ぎを嗅ぎ付けてテニス部の男子生徒達が来た時私の目からは涙が流れていた。