REBORN!!

□第2話 知らない感情
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カツカツカツ





お昼を過ぎて間もない頃、雲雀は雫の病室に向かっていた。




なぜこんなにも雫のことが気になるのか、本人にもわからなかった。











(ただ・・・・彼女を放っておけない。この僕が・・・・こんな気持ちになるなんてね・・。)


















「山岡、入るよ。」


雲雀が雫の病室に入ると、雫が笑顔で出迎えた。


「雲雀君!来てくれたの?」

「ヒマなんだ。で、今日は何の話にする?」

「じゃあ、この町のこと教えて!」




















「・・・・・ねぇ山岡。君は外に出ないのかい?」
話している途中に雲雀は雫に聞いた。


「出たいんだけどね、病室から出るなって言われてるの。だから私、外のことほとんど知らないの・・。」

(ここに閉じ込めている方がよっぽど体に悪いと思うけどな・・・。)



そう思った雲雀は立ち上がり雫に言った。







「外、出てみないかい?」
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