「跡部ーきいてきいて、今日怖い夢みたの。」
「あーん?」
「ストーカーにあう夢なんだけどね、」
「現実世界にお前をストーカーする物好きはいないから安心しろ。」
「いや、たとえそうだったとしてもおねがいだから最後まできいて。」
「しかたねぇな。」
「部活が終わって家に帰る途中にね、後ろから足音が聞こえるんだよね。」
「ほう。」
「誰かにつけられてると思って全力疾走したら、最初は追いかけてきたんだけどしばらくしたら足音はきこえなくなったの。」
「で?」
「安心して前をむいたら人が立っていて…「お嬢ちゃんええ足しとるなぁ」なんとレインコートをきてマスクをつけた忍足だったのです。」
「よし、今日から俺様が家まで送ってやるよ。」
「わーい!跡部優しい!」
「俺の扱い!」