短編集

□織り姫達の誕生会
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〜あき視点〜

7月7日は七夕。これは一般常識である。毎年、短冊に願いを書いて笹に飾るのが恒例。織り姫と彦星の話も有名だ。
その他に、ポニーテールの日でもある。毎年ポニーテールの似合う芸能人を日本ポニーテール協会が決めてるらしいが、どうでもいい。



「と、いう訳で7月7日は誕生日である」

「何がだ」
「誰のだよ」

左右からの冷たいツッコミ。あっきー悲しいぞ。

「だから、柊姉妹のだよ」
「「最初からそう言え」」

今度はハモリでのツッコミ。こいつら…出来る!

「はやと!やなぎ!君等はつかさとかがみを祝おうとは思わないか?」
「つかさと…」
「かがみを…」

2人は考え出した。
俺には見える、2人につかさとかがみが笑顔でお礼を言っている姿が。

「祝うか」
「折角の誕生日だしな」

チョローイ!

「よし、後は自分達で考えなさいな」

手を振り、その場を去った。
俺の役目は終わった。こっからどう動くか、楽しませてもらうぜ!
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