Novel
□日常 01 週
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6月28日
『失敗は成功のもと?』
今日、私はサイトを開いた。前も開いてたけど…長続きができずにすぐに終わってしまうのが私の短所でもあるかもしれない。
長所は一つしか言えないけども、短所ならたくさん言える。
マイペースすぎる
長続きしなぃ
天然
そして“ドジ”
今日はその“ドジ”について語ろうと思うのです。
私は、姫路市のはりま勝原駅から徒歩10分の理容室で働いている。
普通なら、高校1年生の16歳の私では、理容室では働けないと思う。
理容の専門学校に通いながら、理容室に働くのが正確だ。
何故、働けるのかと言うと…父のお店で働いているからである。
最初は漫画の専門学校に行くために、父のお店で働いてお金を集める予定だったけど、何故か美容師になりたくなった。
けど、漫画家になるにも美容師になるにも、専門学校に行かなければならなぃから、お金を集めるのは変わらない。
だから頑張ります!
って…本題から外れていますね。
そぅ…ドジにつぃて語るんでしたね。
私は仕事をしているときに、ドジってしまぅんです。タオルを軽く洗った後に、元に戻そうとタオルをしまう時に、地面に落としてしまって、再び洗ったり
カップにお湯を入れるときも、余所見をしていて、手にお湯がかかってしまったり
首にタオルを巻くとき、巻き違ったり
逆に、お客さんにお金を多く払ってしまったり…
ホントにドジばっか。
3ヶ月も経つのに…ドジは直りません。別に休みの日に失敗はいくらでもしていぃと少しは思います。
ですが、仕事では失敗は許されないことだと思うわけです。
父の仕事だから、クビや給料からひかれることはなぃです、が…怒られないっというわけではなぃのです。
今日、6月28日も最大のミスをしてしまったのです。
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「ありがとぅございました」
お客さんが帰るとき、小さな声であいさつをする
そして、いつものようにレジの前でお会計をする私。
用事があれば、お客さんの頭を洗ったり、下を掃いたり、タオルを洗ったり、カリフを巻いたり、カップにお湯を入れたり
兎に角色々ある。
そして3・4生くらぃの女の子を連れた40代前半の男性が店に訪れた。
見た感じで父と娘で家族だと思った。
今日のミスに関係する関係者だ。
「いらっしゃいませ」
と
また小さな声であいさつをする私。
父には大きな声であいさつをしなさぃって言うけど…朝は機嫌が悪いため、あいさつする気がなぃ
だから、愛想がいぃときと悪いときもある。今日は愛想がいぃほうだと思う。
そして、さっきの女の子と男性はカットが終わり、レジに向かう。
女の子は1200円
男性は2000円
合計3200円
私はお金のことでミスをしてしまった。
「はぃ、5000円お預かりします。」
私は男性から5000円を受け取ると、おつりの1800円を渡すはずだった…
はず…
「2800円のお返しになります」
そぅ、私は1800円ではなく、2800円…ということは、1000円も多く私てしまったのだ。
それを知らずに、私もお客さんもそのままだったのだが…
私がお客さんに2800円を渡したときに、祖父は気づいた。
で、祖父は私に何かを話しているようだが…何を言っているか分からない。時々、祖父が何を言っているか分からないことがある。
またいつもの祖父の間違えとばかり思っていたのだ。
そしてお客さんが帰った後…
祖父が口を開き、父は私に話す。
祖父「あれであっとんか?」
父「…なんで?3200円なんやから。ちゃんと1800円渡したやろ?」
…
私は、父の最後の言葉にまたミスをしてしまったと後悔した。
「に、2800円…渡した…。」
と父は驚き、カットしていたがそのお客さんに待ってもらい、さっきの女の子と男性の元へと走った。
間に合ったのか、父の手には1000円があり、軽く怒る。
「前も失敗したやろ?きぃつけなあかんでぇ〜!」
「………」
そぅ…前も失敗した私。
さっきも言ったけど、5000円も多く払ってしまったのだ。
祖母と祖父は失敗は誰だってあるっと慰めてくれた。
そして昼食中…
「今度からは落ち着いて計算しぃよ。別にお父さんはお金を払ったから怒ってるんじゃなぃで?もぅこんなことせんように怒ってるんやで?」
と優しく私に言葉をかけた。
けど、お金を多く払った日
売り上げは平均よりよかった。
これは失敗した後はいぃことがあるっということで…
失敗は成功のもと?というべきなのだおうか…。
だからと言って、失敗はせずに…ね
【2009.06.28】