〜一般区域〜@

□貴女に伝えるまで…
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変わらず過ぎて行く毎日。
変わらず京の都。

そんな時、
私の前に現れた貴女。

貴女の笑顔を忘れられず、
ふと想うのは
貴女の事ばかりで…。


─貴女を強く想うほど、
苦しくなるのは…
何故なのだろうか…?─

毎日不思議だった。

不思議に想っているうちに
私は理解したのです。
この苦しみが何なのか…。

この痛み、苦しみは
貴女に対しての強い想い。
この名は
“愛しい”と言うのだと…
私に教えてくれた。

爽やかな風が吹いている日…。
こんな日に貴女は
何をしているのでしょうね?
私は貴女を想い、
ただ空を仰ぐ。

どうか届いて 私のこの想い。
この風に乗って。
伝える事が出来ないこの想い。
素直になれない私は。
貴女に伝える事が
出来ないのです…。

そんな自分が悪いのに、
貴女が他の方と話していると
許せない。


“私だけを見てほしい”



その時初めて思った…。




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