book(J)
□ 幼い頃は
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「かっ隠してなんかないよ」
「美咲…」
「っ…」
そんな声で囁くなよ…
「………俺ってやっぱお嫁さんの立場なのか?」
「………フッ」
なっ…ウサギさんが笑い出した…人が折角言ってやったのに
「美咲、俺にはお前を一生幸せにできる自信と余裕があるけどな。美咲から結婚というような「一生一緒にいて」と、とれるような発言は嬉しい」
「なっ…なに言ってんだよ…ただ疑問なこと言っただけで…」
「結婚して欲しいのか」
ウサギさんが面白そうに言う
「いやっ…つか無理だろ」
抱きしめてくる…
「美咲……」
耳元で
甘く囁かれると…
体が熱くなってくる…
「一緒にいよう。手放さないから」
これ以上言われると
俺は多分
ウサギさん無しじゃあ生きていけなくなる
…もうそうなってるのかもしれないけど
そんなこと思ってたら、服を脱がされ…
自身を触られ
俺は流された
もう一生
あなたに
溺れる
。