トレード02
□☆彡【リクエストは………】
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………くそ
………どうして………こんな目に………
ガンガン突き立てられ、下半身がダルくなったカガリは、うつ伏せに横たわっていた。
その隣では、牛の着ぐるみを脱いだアスランが、汗のひかない私の背中に手を滑らせていた。
キラがいけないんだ
キラが!!!
先日のこと………
『お腹減ったから、買ってきちゃった』
ラクスとテラスでお茶をしていた時だった。
自前でお茶を持っていかないと、新鮮な薬草……じゃないや、ミントのお茶になってしまうから、キッチンにあった紅茶の缶を持参した日。
キラはビニールの袋に入ったものを、ティーセットとクッキー皿ののったテーブルの上に置いた。
………ちょっと………甘い香ばしい匂い………
クッキーを食べていたのに………
違うお腹が動く………ような………
『キラ、それはなんですの?』
すました顔で紅茶をすすりながら、ラクスは尋ねる。
『牛タン弁当だよ!!!今、お買い得セールしてるから、つい………』
『………肥りますわよ』
瞬間、ブリザードが舞った気がしたが………
キラは容赦なく、割りばしを割った。
『………それは食べ物………か?』
肉厚の肉が白いご飯を埋めつくしている。
飴色のは………玉ねぎなのだろうか?
立ち上がった香りが、カガリのお腹の動きを活発化させている。
口に頬張るキラを、思わずみつめてしまう。
『………食べたいの?』
ちょっとだけ………眉を寄せたキラが、米を掻き込もうとした手を止めた。
『………うん、一口だけ』
『………一枚、いいよ………食べて』
明らかにちょびっとご機嫌斜めになったキラだったのだが………
『!!!これ、美味しいよ!!!ラクス!!!』
『………では、私も一枚』
『!!!』
焦って弁当箱を取り上げようとしたキラだったが、もう遅く………
カガリとラクスの胃袋にしっかり落ち着いたのだった。
『美味しいですわ………』
『………牛タン、食べたことないの?』
『………それは………どこの部分だ?』
キラは溜め息を吐きながら、質問に答えてくれた。
『舌だよ………牛の舌!!!』
………かわいい牛にいたずらしようとしたんだけど………な
牛コスプレのアスランに、牛タン与えて共食いだと言って笑ったり………
乳絞りは出来なくて、舐めて尖らせてはみたけど………
父絞りの方が良かったかなぁ………
………結果的には絞っちゃったけど………
『なぁ………カガリ』
背中をさするアスランの手が、再び下半身に伸びてくる。
『あの牛の着ぐるみ、キミも着れるんだろ?』
『………ぇ"』
『俺、キミにいいプレゼント思いついて………』
獣姦プレイ、してみない?
20110519-241【リクエストは………】
美味しかったんだろ………
キラから聞いたよ。
俺がもう一度、牛になってやる。
俺の舌、たっぷり味わってよ………カガリ
上の口でも………
下の口でも………
………俺の舌で感じて
溢れさせて………ね?
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